腸活美肌商品 Lulumilk(ルルミルク)

更新日:8月27日

新しい腸活として発売されたルミナコイド健康食品「Lulumilk(ルルミルク)」について解説します。

様々な腸活製品・サービスがありますが「腸内フローラが必要としている栄養」に着目したのが、ルミナコイド健康食品「「Lulumilk(ルルミルク)」です。



腸内常在菌を「助ける仲間」であるプロバイオティクスだけをいくら摂取していても、「必要としている栄養」であるルミナコイドを定期的に与えていないと、常在菌は元気に働いてくれないため、これを補うことが重要としています。

ルルミルクの特徴


「Lulumilk(ルルミルク)」は、腸内常在菌が代謝する短鎖脂肪酸をより多く、効率的に生み出すよう設計した、全く新しい腸活・健康食品と言えます。


従来の腸活サプリメントの多くが、乳酸菌や酪酸菌などプロバイオティクスを主としたもので、これらだけでは、腸内で短鎖脂肪酸が多く生み出されないことから、短鎖脂肪酸の原料となるルミナコイド(=腸内常在菌が「必要としている栄養」)を積極的に摂取することを狙った商品です。


ルミナコイド(luminacoid)は、日本食物繊維学会が提唱した食物繊維に代わる新しい概念で、「ヒトの小腸内で消化・吸収されにくく,消化管を介して健康の維持に役立つ生理作用を発現する食物成分」のことを意味し、高分子炭水化物に限定せず、高分子から低分子までの炭水化物やタンパク質などを包括しているのが特徴です。


更に、ルミナコイドは、食物繊維の定義からはみ出す難消化吸収性の単糖、オリゴ糖、糖アルコール、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)、レジスタントプロテイン(難消化性たんぱく質)なども包括します。



ルルミルクの各原材料に関するエビデンス


「Lulumilk(ルルミルク)」の主な原材料に関するエビデンスを調べてみました。

(1)レジスタントスターチ (出典:公益財団法人日本健康・栄養食品協会)」


-1)健常成人に対する空腹時血糖を下げる作用


適格基準に合致する7報の文献を採用した。採用文献7報は、いずれも無作為化抽出試験(RTC)であった。7報の論文の質はQL1が2報、QL2が4報、QL3が1報であり、いずれも、健常成人もしくは境界領域である糖尿病予備軍(インスリン抵抗性または過体重者)を対象とした査読付き研究論文であった。

研究レビューの結果は、7報中4報で空腹時血糖値が有意に低下、1報でインスリン感受性が有意に改善、2報では空腹時血糖値の低下は見られないというものであり、研究の質が中程度以上で効果があるとするRCT論文が4報以上あり、効果の一貫性としては、効果があるとする結果が、効果がないとする結果に大きく優っていた。これらのことから、総合評価としては、機能性について肯定的な根拠があると判断され、湿熱処理レジスタントスターチを24g/日以上、3~12週間摂取することにより、空腹時血糖値を有意に低下させることが確認された。


-2)健常成人に対する酪酸を増加させる作用


適格基準に合格する4報の文献を採用した。採用文献4報は、いずれも無作為化抽出試験(RTC)であった。4報の論文の質はQL2が2報、QL3が2報であり、いずれも健常者を対象とした査読付き研究論文であった。

研究レビューの結果は、4報とも糞中酪酸濃度が有意に増加した。このことから、機能性について肯定的な根拠があると判断され、湿熱処理レジスタントスターチを21.5g/日以上、2~4週間摂取することにより、糞中酪酸濃度が増加することが確認された。

機能1)空腹時血糖値を下げる

総合評価:機能性について肯定的な根拠がある

研究のタイプ、質、数:質が中程度以上で効果があるとされるRCT論文が4報以上ある

一貫性の目安:効果があるとされる結果が、効果がないとされる結果に大きく優る

機能2)糞中酪酸濃度の増加

総合評価:機能性について示唆的な根拠がある

研究のタイプ、質、数:効果があるとされるRCT論文が4報以上ある

一貫性の目安:効果があるとされる結果がほぼ一貫している

(2)パン酵母由来β-グルカン (出典:公益財団法人日本健康・栄養食品協会)」


自然免疫の活性化作用

<ヒト介入試験のまとめ>

効果ありとする文献は6報、判定を保留とする文献は1報であった。パン酵母β-グルカンの摂取量は100~500mg/日、投与期間は4~90日で試験が行われていた。

パン酵母β-グルカンが、抗炎症作用をはじめとする自然免疫調節作用を有することが、公衆衛生概要スコア、上気道感染スコアや炎症誘発性単核細胞濃度の増加、唾液中の免疫グロブリンA (Immunoglobulin A: IgA) の増加により確認されている。これらは、自然免疫調節作用に起因する効果である可能性がある。

<動物試験/in vitro試験のまとめ>

1) 経口摂取されたパン酵母β-グルカンは、小腸のパイエル板を通して体内に取り込まれる。

2) パン酵母β-グルカンを取り込んだマクロファージが全身の免疫組織へ移動する。

3) マクロファージはパン酵母β-グルカンを小さく断片化し、体内で最も数の多い免疫細胞である好中球に結合する。

4) 好中球は、外敵を素早く認識し攻撃するようになる。

科学的根拠レベルの評価結果(パン酵母由来β-グルカン)

機能:自然免疫の活性化

総合評価:C

研究のタイプ・質・数:C

一貫性の目安:B

「自然免疫の活性化」に関しては、効果ありの論文数が少ないこと、また、効果ありの論文が全て一社からの資金および被験物の提供を受けており、研究成果に偏りがあることから、総合評価はCとした。

作用機序に関する論文の概要とまとめ

作用機序は部分的に明確になっている。 自然免疫とは、ヒトがもともと持っている免疫システムであり、自然免疫にかかわる細胞には、好中球・マクロファージ・樹状細胞・NK細胞がある。生体に異物や病原体が侵入すると、自然免疫システムにより認識される。

ラット急性炎症モデルを用いた試験において、パン酵母由来β-グルカンの投与により好中球数の増加とp38MAPK依存性機構を介した好中球の走化能に直接影響を及ぼして、生体防御を増強することが報告されている。

(3)イヌリン (出典:国立研究法人 医薬基礎・健康・栄養研究所)


「血糖値の急激な上昇を防ぐ」「コレステロールを下げる」などと言われており、高トリグリセリド血症に有効性が示唆されている。

メタ分析

・2016年1月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験9報について検討したメタ分析において、イヌリンの摂取は血中TC (9報) 、LDL-C (8報) の低下と関連が認められたが、HDL-C (8報) 、血糖 (5報) 、インスリン (3報) との関連は認められなかった(出典:PMID:27623982) 。

・2013年までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験5報について検討したメタ分析において、イヌリンの摂取は糞便回数の増加 (5報) 、便の性状 (3報) 、便の硬さ (2報) の改善、通過時間の短縮 (2報)が認められたが、痛み (2報) や鼓腸 (2報) との関連は認められなかった (出典PMID:25208775)

RCT

・便秘症の高齢女性35名 (平均76.4歳、対象群17名、ドイツ) を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、チコリイヌリンを20 g/日、8日間摂取後40 g/日まで増量し、19日目まで摂取させたところ、腸内細菌環境と便通の改善が認められた (出典:PMID:9129468)

・健康な男性12名 (平均23.3歳、イタリア) を対象とした臨床試験において、イヌリン含有シリアル (9 gイヌリン含有) を4週間摂取させたところ、血清TCおよびTGが減少し、腸内細菌環境が改善したという予備的な報告がある (出典:PMID:10509770)

・健康な成人29名 (平均27.1±4.1歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験において、リュウゼツランイヌリンを5.0 g/日または7.5 g/日、21日間摂取させたところ、膨満感、腹鳴、ガスがたまる感じを経験した人数の減少、排便回数や便の柔らかさの増加が認められたが、膨満感、腹鳴、鼓腸の症状スコアは増加した (出典:PMID:24664349)


(4)フラクトオリゴ糖(出典:国立研究法人 医薬基礎・健康・栄養研究所)


フラクトオリゴ糖(FOS)を関与成分とし、「おなかの調子を整える」「カルシウムの吸収を促進する」保健用途が表示できる特定保健用食品が許可されている。

・特定保健用食品 としてのフラクトオリゴ糖 (1日摂取目安量:3~8 g) の保健用途表示は、「フラクトオリゴ糖が含まれておりビフィズス菌を増やして腸内の環境を良好に保つのでおなかの調子を整えます」。

メタ分析

・2012年7月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験7報 (検索条件:期間≧2週) について検討したメタ分析において、早産児によるガラクトオリゴ糖やフラクトオリゴ糖を含むプレバイオティクスの摂取は、腸内ビフィズス菌の増加 (2報) と関連が認められたが、壊死性全腸炎 (5報) 、敗血症 (3報) の発症リスクとの関連は認められなかった (出典:PMID:23786897)

RCT

・健康な成人27名 (平均年齢31歳、日本) を対象に、フラクトオリゴ糖を1日1~5 g、2週間摂取させたところ、便中のビフィドバクテリウム属の菌数、排便回数が増加し、便が軟らかくなった (出典:PMID 1994007652) 。

・血液透析を要する慢性腎不全患者9名 (日本) を対象にフラクトオリゴ糖を1日6 g、3ヶ月間投与したところ、腸内ビフィズス菌が増加し、腸内腐敗産物のインドール、スカトール、パラクレゾールが減少し、7名で便秘改善が見られたという予備的な報告がある (1996177213) 。この現象についてはさらなる検証が必要である。

・健康な女性34名 (18~21歳、日本) を対象に、フラクトオリゴ糖を1日3 g、14日間ずつ摂取させたところ、排便回数が増加したという予備的な報告がある (出典:PMID:1999202940) 。この現象についてはさらなる検証が必要である。

(他食品との組合せ)

メタ分析

・2013年9月までを対象に8つのデータベースで検索できた無作為化比較試験26報について検討したメタ分析において、プレバイオティクス (フラクトオリゴ糖、イヌリン、ヤーコン、キシロオリゴ糖、大麦、ガラクトオリゴ糖など) の摂取は、満腹感 (3報) の上昇、糖代謝マーカー (食後血糖 (4報) 、インスリン (3報)) 上昇の抑制と関連が認められた。一方、総エネルギー摂取量 (5報) 、ペプチドYY (3報) 、GLP-1 (4報) 、体重 (5報) 、TG (11報) 、CRP (4報) との関連は認められなかった (出典:PMID:24230488)

RCT

・メタボリックシンドロームの男女38名 (試験群19名、平均47.52±9.1歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、シンバイオティクスカプセル (プロバイオティクス (Lactobacillus casei、Lactobacillus rhamnosus、Streptococcus thermophilus、Bifidobacterium breve、Lactobacillus acidophilus、Bifidobacterium longum、Lactobacillus bulgaricus) 2×10 (8) cfu/個+フラクトオリゴ糖250 mg/個含有) ×2回/日を28週間摂取させたところ空腹時血糖値、インスリン濃度、血中脂質 (TG、TC) の低下、HDL-Cの上昇、インスリン抵抗性指標 (HOMA-IR、QUICKI) の改善が認められたが、BMI、ウエスト径、LDL-Cに影響は認められなかった (出典:PMID:24848793)

・妊娠糖尿病患者90名 (試験群45名、平均29.4±5.8歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験において、食事指導とともに、乳酸菌500 mg (Lactobacillus acidophilus 5×10 (10) cfu/g+L. plantarum 1.5×10 (10) cfu/g+L. fermentum 7×10 (10) cfu/g+L. gasseri 2×10 (10) cfu/g) +フラクトオリゴ糖38.5 mg/日を6週間摂取させたところ、収縮期血圧、拡張期血圧の低下が認められた。一方、糖代謝マーカー (空腹時血糖、インスリン、HOMA-IR、QUICKI) 、血中脂質 (TC、HDL-C、LDL-C、TG) 、総抗酸化能に影響は認められなかった (出典:PMID:29432772)


(5)きな粉(大豆オリゴ糖=難消化性オリゴ糖7%含有)


難消化性オリゴ糖は大腸に到達し、腸内細菌によって 容易に資化される。このとき、短鎖脂肪酸が大量に産生されるために腸管内は酸性に傾く。ビフィズス菌や乳酸菌は酸に対して耐性を持っているために増殖するが、酸に弱い腐敗菌などは増殖が抑制され、結果的に有用菌が増加して有害菌が減少する。ビフィズス菌などが多くて腐敗菌などが少ない状態は腸管内環境を良好に保ち、便性や便秘の改善をはじめいろいろ好都合な影響を生体にもたらすと考えられている。

出典:オリゴ糖の機能性と食品への応用.ILSI (2001)67:4-15

ルミナコイドは、大腸全体で短鎖脂肪酸を産生し、大腸機能を活性化

レジスタントスターチは、腸内で酪酸の産生率が高い。

大腸上皮細胞は、グルコースやグルタミンといった他の上皮細胞が好むエネルギー源が共存する条件でも、酪酸を優先的に消費する。経口で酪酸を摂取しても、胃や小腸で吸収されてしまい大腸粘膜に届かないため、酪酸を供給できるのは大腸発酵だけである。

→大腸のぜん動運動

レジスタントスターチは、フラクトオリゴ糖と比べ腸内での発酵が遅い。

→分子構造、分子量、水溶解性などにより発酵速度の異なるルミナコイドの組合せで、大腸全域に短鎖脂肪酸を産生

出典:Resistant starch and ‘‘the butyrate revolution’’. Trends in Food Science & Technology 13 (2002) :251–261,「健康増進に寄与するルミナコイドとしてのレジスタントスターチの働き」、醸協108 (2013)7 :483-493,「腸内細菌を健康に活かすプロバイオティクスとプレバイオティクス」,日本食物繊維研究会誌(2000)4(2), “Effects of BARLEYmax and high-β-glucan barley line on short-chain fatty acids production and microbiota from the cecum to the distal colon in rats”, PLoS One . 2019 Jun 11;14(6):e0218118 ,「プレバイオティクスから大腸で産生される短鎖脂肪酸の生理効果」, 腸内細菌学雑誌(2002) 16:35-42,「食物繊維の生理作用」食物繊維 基礎と応用,第一出版(2008); 121-199.

(6)有胞子性乳酸菌 Bacillus coagulans Unique IS-2株


整腸作用(1)急性下痢症状の緩和 [非盲検非対照試験]

出典:(2012) ‘Efficacy of Bacillus coagulans strain Unique IS-2 in the treatment of patients with acute diarrhea’, Int. J. Probiotics Prebiotics, 7, pp. 33–37.

整腸作用(2)過敏症腸症候群(IBS)患児の腹痛の低下 [ランダム化二重盲検プラセボ対照試験]

出典:"Efficacy of Bacillus coagulans Unique IS2 in treatment of irritable bowel syndrome in children: a double blind, randomised placebo controlled study."Beneficial Microbes: 9 (4): 563 - 572

整腸作用(3)便秘の緩和 [ランダム化二重盲検プラセボ対照試験]

出典:"Bacillus coagulans Unique IS2 in Constipation: A Double-Blind, Placebo-Controlled Study"Probiotics and Antimicrobial Proteins 12: 335–342 (2020)

整腸作用(4)小児機能性腹痛(FAP)の緩和 [ランダム化二重盲検プラセボ対照試験]

出典:"Synbiotic containing Bacillus coagulans and fructo-oligosaccharides for functional abdominal pain in children."(2015) Gastroenterol Hepatol Bed to Bench;8(1):56-65

口腔環境改善:歯肉炎の抑制 [ランダム化二重盲検プラセボ対照試験]

出典:“Clinical effect of pro-biotic containing Bacillus coagulans on plaque induced gingivitis:A randomised clinical pilot study. Original Article.”NUJHS 7(3) September 2017

膣内環境改善:細菌性膣症(BV)の緩和 [非盲検プラセボ対照試験]

出典:"Clinical Study of Bacillus coagulans Unique IS-2 (ATCC PTA-11748) in the Treatment of Patients with Bacterial Vaginosis."(2012) Indean J. Microbiol, 52(3):396-399

血中コレステロールの低下

出典:"Effect of supplementation of probiotic Bacillus coagulans Unique IS-2 (ATCC PAT-11748) on hypercholesterolemic subjects: a clinical study."(2011) Inter. J. Probiotics Prebiotics.6(2)89-94

肝硬変合併症の緩和

出典:(2012) ‘Study of Effects of Probiotic Lactobacilli in Preventing Major Complications in Patients of Liver Cirrhosis.’, Intl J Biomed Pharma Sci:, 3(1), pp. 206–211.